ビジネスにおいて、「強み」というのはかなり重要で、
経営の神様のドラッカーは、
人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。
弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。
強みに集中し、卓越した成果をあげよ。
と言っています。
ところで「強み」とは何か?「強み」の定義を理解していますでしょうか?
いきなり定義といわれると戸惑ってしまいますが、
間違って理解している経営者の方も多いように思います。
調べたところ、正解はないようですが、私は以下のすべてを満たすことと理解しています。
1.自社ができること (+自社がヤリタイこと)
→できることとヤリタイことは違うのですが、両方そろっているものがあれば、最高だと思います。
2.お客様(市場)に価値があること
→自社が定義している「お客様」であって、世間一般ということではありません。
3.競合にできないこと(競合の中でも少ないこと)
→同業他社ではなく、競合。希少であればよく唯一無二である必要はない。
▼定義から外れると思われる「強み」
✖駅から近い(競合いっぱいいるよね?)
✖注文から30分で配達します(強みではなく、「売り」)
✖多人数の貸し切り可能です(自社の一番来てほしいお客様?競合は誰?)
✖口コミでお客様が増えています(お客様に価値があること?)
✖粘り強くがんばります()
「強み」は、当然とできるものなので、気づかない。と言われています。
自己分析が重要になっています。
「強み」を正しく理解し、自分の強みを明らかにしてビジネスに取り組むことが、
成功の第1歩だと思います。